スーパーマーケットで見かける不思議な光景

ショッピングモール内のスーパーマーケットに行くと、レジのところですごい混雑をしているときがあります。たくさんのフィリピーノのたちのレジ待ちの行列ができているのです。

フィリピンのレジは、お年寄り限定のレジとたくさんの買い物をした人が並ぶレジ、あとはそれ以外の人という感じで分かれています。お年寄りに配慮したレジづくりは素晴らしいのですが、やっぱり納得できないことがあります。

たくさんの人が待っているのに、使われていないレジがあります。このレジを使えば、レジを待つ行列が改善されると思います。これだけを読むと従業員が少ないのか?と思うかもしれません。しかし、従業員はたくさんいます。なんと、レジのところには案内係がいて、空いたレジがあれば教えてくれます。

本当に不思議に思うのですが、このレジの前の案内係の人はいらないと思います。自分で空いたレジに並べばいいわけですから。このレジ係の案内係の人をレジに回せば、少し混雑が解消されます。

あと、1つのレジのところに2人の従業員がいます。一人はお金を計算したり、受け取ったりする仕事です。もう一人が食料品を袋にいれます。食料品を袋に入れるスタッフは仕事量が少ないので、もう一人のスタッフに話したり、ほかの人と話したり、とにかくレジのスピードは遅い、スタッフはのんびりしている、このことに日本人である私はイライラしてしまいます。レジにいるスタッフを一人にして、空いているレジを使えば、レジを待つ人も少なくなりいいと思います。

他のフィリピーノは気にしないのでしょうか?不思議に思い、英語学校の先生に質問してみました。
「レジのところに案内係の人がいるんですが、その人をレジに回せば、レジをまつ人の列が少なくなります。どうして、フィリピンのスーパーマーケットでは案内係の人はレジ待ちの人で混雑しているときにレジに回らないのですか?」

すると、先生は仕事の担当が違うからと答えました。どうも、レジの前で誘導する人はそれが仕事で、レジ打ちをするのが仕事ではないとのことです。レジの打ち方を覚えて混雑時はレジ打ちに回れば、よりスーパーマーケットのサービス向上につながると思いますと話しましたが、それはやはり日本人的な考え方のようです。

日本人は未来に焦点を当てて仕事をします。一方、フィリピン人は未来ではなく現在に焦点を当てて仕事をします。仕事というのは効率だけでなく、楽しさも重要とのことです。

文化が違うと考え方もちがいますね。日本人は仕事でストレスを抱えすぎる、フィリピン人は未来に焦点を当てて仕事をしないので、ハッピーな人は多いけど貧しい人も多い、だからバランスが大事ですね、という話になりました。

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