バディーティーチャーというシステムは本当に役に立つのか

英語学校のなかにはバディーティーチャーというシステムを採用しているところがあります。私が行った英語学校のなかでは、CIPとフィリンターがバディーティーチャーというシステムを利用していました。

バディーティーチャーというのは、生徒一人一人のケアを目的に作られたシステムで勉強のやりかたがわからない、クラスを変更したいなど何か困ったことがあれば、そのバディーティーチャーに気軽に相談できるとういシステムです。バディーティーチャーとは相談役みたいな人です。

でも、このバディーティーチャー、本当に必要なのかと今回思ってしまいました。これはフィリンターにいたときの話です。昨日、バディーティーチャーがわたしの英語のレベルについて聞いてきました。リスニングが301、リーディングボキャブラリーが301、文法が401、ライティングが201、スピーキングが301と答えます。

そして今日、授業のはじまりのチャイムがなり教室に行くと、他の韓国人学生がいました。授業中なのですが、何やら先生とその韓国人学生が話しています。すでに授業は始まっているのに、なぜ韓国人の学生がいるのか、ちょっとイライラしながら待っていました。韓国人学生が何も言わずに部屋をでます。(おい、i am sorry)ぐらい言えよと思いながら、まぁ気にしない。

先生に何か問題でもあったの?と聞いてみると、彼はバディースチューデントで明日のプログレステストについて説明していた、と言います。確かにバディーティーチャーは生徒一人一人のわからないことについて説明する必要があると思いますが、他人の授業を削ってまで、そのバディースチューデント(バディーティーチャーが担当している生徒)の世話をする必要があるのかと疑問に思います。

先生はわたしとその韓国人学生、あと一人、バディースチューデントを担当しているので、大忙しのようです。先生が「明日、プログレステストがあってあなたの成績について知っておく必要があるの、教えてくれる?」と言ってきます。

(おいっ!それは昨日、説明しただろ。)
と心の中でつぶやきつつ、フィリピン人は日本人に比べて適当なところがあるので、あまり気にせず説明しました。そして昨日も聞いた、プログレステストでの注意事項を話します。若いのにすでにボケているのか、それとも忙しくて、昨日説明したのを忘れたのか。たぶん後者だと思います。

さて、ここまではよしとします。この学校のルールとしてクラスを変更するときはバディーティーチャーに相談するというルールがあるようです。このルールが本当にめんどくさい。まず、バディーティーチャーに相談といっても、バディーティーチャーがわざわざ生徒のために授業の時間以外に話をする時間をとってくれるとも思いません。つまり授業中にクラスの変更について話をすることになります。

でも、授業時間というのは英語の勉強をする時間であって生徒の悩みを相談する時間ではありません。でも、Philinterのルールなのでそれに従うしかありません。

私が一つのクラスを変更したいという話をすると、じゃあ今からオフィスに行こうという話になりました。(いやいや、ちょっと待って。だから今は授業中で英語を勉強する時間だから)さすがに、それはおかしいと思い、「今は授業中だから、休み時間にオフィスに行きたい」という話をします。すると先生は「私は次も授業があるからいけない」という返事。

なので「では、わたし一人で行くから大丈夫」と言いました。すると、「バディーティーチャーは生徒をサポートするのが役目だから」と言います。それでも、授業中にオフィスにいって授業変更をするというのは私の感覚からするとすごく変です。授業変更のためには、手続き上、最初に空いているクラスを探す、そして所定の紙に必要事項を書かなければいけません。これらの作業をしていると30分は立ちます。なので「わからないことがあればオフィスに聞くし、自分でできる」と話をしました。

すると、先生の表情が変わりイライラとした様子になりました。私も大人ですが、ストレス貯めてまで良い大人でいる必要はありません。私もちょっとイライラ気味になってしまい、正直、勉強に身が入りませんでした。

このバディーティーチャーというシステムには、いくつか欠点があると思います。まずバディーティーチャーというのは、学校側が勝手に生徒一人ひとりに割り当てていて、生徒との相性など全く考慮に入れていません。生徒が気に入った先生をバディーティーチャーに選ぶのならいいですが、はっきり言って学校側から選ばれた先生に「私があなたのバディーティーチャーだから何かわからないことがあったら気軽に聞いてね」と言われても、小学生なら必要なのかもしれませんが、いい大人に必要なのかどうか疑問です。

次に、バディーティーチャーの仕事は生徒のわからないことをケアするということです。しかしこれら生徒のわからないことをサポートするというのは自分の授業中の時間を削って、助けてもらうということになります。そこまでして助けてもらう必要はありません。普通に英語の授業を受けたいです。授業外でサポートしてくれるのであれば、このバディーティーチャーというシステムは生徒側からしたら画期的なシステムですが、授業中に授業を削って、生徒のサポートをするというのは、いったい誰にメリットがあるのか。授業時間をけずって、生徒のサポートをするというのであれば、自分で一番相性の合うマンツーマンの先生にわからないことを授業中に相談したほうがいいと思います。

クラークにある英語学校CIPでも、バディーティーチャーというシステムはありましたが、特にそのバディーティーチャーが私のために何かするということはなかったので、全く気にならなかったのです。しかしセブ留学でPhilinterにきて、バディーティーチャーがせっきょく的にサポートしてくれて初めて気づいたのですが、正直、バディーティーチャーというのは、大きなお世話のように感じます。

わからないことがあればなんでもサポートするのがバディーティーチャーの仕事ということですが、Philinterの場合、日本人の学生スタッフがいます。その学生スタッフがオリエンテーションで新しく来た留学生が困らないようにしっかりとPhilinterのシステムを説明すればいい話です。今日、同じ時期に入学してきた人から「どこかで熱湯ってもらえるのですか」と聞かれました。「熱湯はウォーターサーバーの水ではない方からでるよ」というと「お湯が出るだけだと思っていました」と話していました。

ウォーターサーバーからは飲み水だけでなく熱湯もでて、ラーメンなどが作れる、これは基本的な学校の設備に関することで、こういう基本的なことをしっかりとオリエンテーションで説明する、こっちのほうがバディーティーチャーというシステムよりももっと大事なことだと思います。

私自身、Philinterで先生を変更するシステムについてよくわからなかったので、先生ともめてしまいました。他の英語学校では木曜日の18時にオフィスに並ぶなどわかりやすいシステムなのですが、Philinterではバディーティーチャーに相談して先生を変えるというシステムのようです。バディーティーチャーを変えたい場合はどうするの?と思うのですが・・・

しっかりとオリエンテーションで先生を変える場合はどのようにすればいいのか、ちゃんと説明する、このことのほうがバディーティーチャーというシステムを作るよりも100倍大事なことではないでしょうか。

私は直接、オフィスにいきグールプクラス、そしてやはり一度、私に対してイラっとしたバディーティーチャーは私としても気に入らないので変えることにしました。オフィスの人はすごく丁寧というわけではないですが、割と丁寧にこの困ったちゃんの対応をしてくれました。

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